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[EVENT REPORT] “筋トレ”しながら未来の森をつくる!「森GYM」を開催しました

parkERsではプランツコーディネーターを中心に、神奈川県逗子にある湘南国際村めぐりの森にて、非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)さまが行なっている森の再生活動に参加し、未来の森をつくる活動を行なっています。

月に一度の森の活動を約3年ほど続け、社内外のさまざまな方に、よりカジュアルに森の再生活動にご参加いただけるような方法を模索する中で、「森GYM(ジム)」構想が生まれました。

 

「森GYM」とは、室内でトレーニングをするのが当たり前なこの時代、自然いっぱいの環境の中で体を動かし、身も心も健康に鍛える取り組み。トレーニングメニューは、森林再生のための土壌づくりや資材の運搬などで構成しており、筋トレをすると同時に、未来の森を育むアクションにもつながっているのが最大の特徴です。

 

コロナ禍で開催を幾度も延期してきましたが、昨年秋に第一回を実施。4月末に第二回を開催しました。

parkERsやパーク・コーポレーション本社から18名が参加した今回の「森GYM」。シルワさまのご協力で、「森GYM」仕様に練られたアイデア満載の作業メニューをご用意いただき実践。普段の活動とはまた違う、トレーニングならではの“ワイワイ感”が生まれたイベントの様子をレポートいたします。

 

まずは樹齢300年になるタブノキを見学しながら、森の成り立ちや国内の原生林についてシルワ代表の川下さまよりお話をいただいた後、早速トレーニングをスタート。

森林再生指導員により植えられた苗木付近に杭を打ち、土留め。上腕二頭筋と、腰を中心とした体幹が鍛えられます。

続いて、2023年春の植樹祭の開催地にて、シルワ式の独自の土壌改良方法を学びながらのトレーニング。袋いっぱいの炭を担いで運び、盛り土をしている土壌に真っ黒な炭を撒いていきます。名付けて「炭撒きRUN」。

この炭は、水道局で水を浄化するために使っていたもので、土壌動物の棲み家になります。

「風の草刈り」では、ふわりふわりと優しくカマで草を刈り間引いていきます。これは生育旺盛な一年草・多年草の下草や、蔓性植物を抑えるため。根から抜くのではなく、草や茎の部分を刈り取ることで、その場の命を大事に活かすことの大切さを学びました。

 

また今回の「森GYM」では、森の中を移動する中で見つけた、草花や山菜を摘み取って、トレーニング終わりに飯盒炊飯にも挑戦。心地よい疲労と達成感の中でいただく森の幸は格別です。

参加したスタッフからは「普段接点のないメンバーとのコミュニケーションが生まれた」、「大自然に身を置き、一日活動したことで、新しいデザインやコンテンツを考えるきっかけになった」、「心もリフレッシュでき、筋肉も喜んでいる。環境にも貢献できて、一石三鳥の満足感」といった感想がありました。

 

以下、実施レポートより抜粋

今回新しい企画にチャレンジしたことで、参加メンバーから今後試したいアイデアがさらに集まりました。わたしたちなりの環境貢献や、社員の健康を大切にする社内文化として育みつつ、今後は、社外のみなさまにもお楽しみいただけるような企画として、続けていきたいと思います。

近い未来、渋谷を行き交う若者たちが、「今週森GYM行った?」と会話しているような、かっこいいカルチャーになることを目指して!

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