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[MESSAGE] ポスト・コロナに寄せて parkERsからのメッセージ

新型コロナウイルスの拡大により、大きく変化したわたしたちの日常。

parkERsがこれからの時代をどう捉え、何を生み出して行くことができるのか。

ブランドマネージャー梅澤、クリエイティブディレクター城本よりメッセージをお伝えします。

pdfはこちら。

 

6月26日に実施したFacebookライブの模様はこちらからご覧いただけます。

 


 

ポスト・コロナに寄せて ~世界は“グレー”から“グリーン”へ。

parkERsブランドマネージャー 梅澤伸也

 

通りすがる人、街の人出、満員電車、徐々にいつもの日常が戻りつつあります。

すれ違う人々の顔、果たしてそれは本当にいつもの表情でしょうか?

今日の日常が明日の非日常になる変化と不安の渦中にいることを実感します。

 

ポスト・コロナのヒトの意識

 

COVID-19はわたしたちに大きな影響を与えました。

同時に、一日を振り返るきっかけになった方も多いはずです。

行動制限により生活が削ぎ落されたとき、何を感じ、何を欲し、何を想い、何が見えましたか?

 

公園を歩き、太陽を浴び、風の匂いを嗅ぎ、深呼吸をする。

街路樹や道端の小さな花にふと目を向ける。

庭やベランダで土をいじり、種を撒き、新芽に喜び、水を与える。

デスク代わりのテーブルに花や植物を飾る。

 

小さな気づき、小さな変化に忘れかけていた時間の流れを感じ、ふと、心を奪われたのではないでしょうか。

 

青空が広がると、太陽を浴びたくなる。

雨が降りはじめると、屋根の下に入りたくなる。

家にずっといると、海や山に行きたくなる。

 

自然現象と日常の行動が、意識をしないとかけ離れていたことに気づかせてくれました。自然とのつながり、すなわち「地球と自分の同調」をデザインすることで幸福度を高める手法をバイオフィリックデザインと呼びます。今は長く感じ、そして振り返ると一瞬のようなこの出来事と衝撃で、人は何を求め、何に充足するか、改めて意識がむけられたと思います。

 

“グレー”から“グリーン”へ

 

“グリーンインフラ戦略”これは国土交通省が推進する平成27年度に閣議決定された国土形成計画、第4次社会資本整備重点計画です。これからの豊かな国づくりはコンクリートに代表される人工物の無機質な“グレー”から、自然豊かで有機的な“グリーン”にしていこうというものです。

 

この戦略に限らず、「グリーン」という単語には「植物」や「自然」を表す意味だけでなく、「環境」や「やさしさ」、「安心・安全」など有機的な意味を含包する場合に用いられることが多い気がします。

 

人と人の物理的な距離が断たれている今、“何が大切か”今一度、突き詰めていくことがNew Normalが正反合されていくヒントになりそうです。「有機的」、「曖昧さ」共に共通するのは“寛容”ではないでしょうか。

 

わたしたちparkERsは、“グリーン”を通じて、社会を環境を、そしてヒトを人間らしく調律していくのが役目ではないかと思います。

 

「命があるから未来がある」これは新聞に掲載された医療従事者の言葉です。

この状況下、最前線で活動されている医療従事者の皆さま、日常生活を維持くださるインフラ関連、官公庁、弱者支援者、多くの活動される皆さまに心より感謝いたします。

 

未来を創るのは未来ではありません。

人々がポスト・コロナでより自然に近い生活を求めている中、わたしたちパーカーズは「デザイン性」と「専門性」の融合を掲げ、テクノロジーやエビデンスを取り入れ、垣根を越えて感性を刺激し、日常を少し豊かにするチャレンジを続けたいと思います。

 

~日常に公園のここちよさを~

 


 

地球がリセットされつつある今 parkERsがつくる「公園」のあるべき姿を問う

parkERs クリエイティブディレクター 城本栄治

 

在宅勤務で得た新たな「気づき」

 

「COVID-19によって世界の意識が変わる。社会環境の仕組みが変わる。まるで地球がリセットされているようだ。」

こんな事を約2ヶ月の在宅勤務期間中に感じていました。

 

今、私たちは誰も予測のできない経験をしています。

 

効率が何よりも優先されていたように感じる、以前の「日常」。

誰もがそれだけがベストでは無い事はわかっていますが世の中の仕組みはなかなか変わらなかったのです。

 

そんな中、行動制限がともなう生活が始まりました。

 

そこでは大切な人たちとの時間に気づき、インプットする時間の大事さに気づき、天気の変化や新芽の芽吹きなど、毎日変化する自然や生きているものに触れる時間が有意義であることに気づきました。

 

新しく目指すべき働き方や住まいのあり方が少しづつ見え始めています。

 

この変化の中、parkERsができることは

 

医療関係者に食料を配る人、ウィルスから身を守る道具を生み出す人、ネットで人々を勇気付ける動画を配信する人。

 

“parkERsには何ができるのか?”

 

部屋にこもる多くの人が花や緑に癒され、「公園」という開かれた安全な環境を求めました。

同時にオンライン環境においては、時間の効率というメリットや孤独感というデメリットを感じた方も多いのではないでしょうか。

 

『公園=風景+人』。

parkERsは人と風景をつなげ、心を支える新しい「公園」をつくっていかなければなりません。
つまり一人でも多くの人が安心や安全を感じられる環境を作っていき、オンライン環境も含めて新しい日常の生活をparkERsのフィルターを通してバージョンアップしていくということです。

 

私たちができることは「日常に公園のここちよさを。」を生み出すこと。

 

 

「この危機を乗り越えて、人々は成長できるのか?これで以前の生活に戻ったら意味がないよね」

とある海外のインタビューで聞いた言葉です。

 

確かにその通りで、今までparkERsが考えてきた「人・花や植物・地球との関係」、「人々が安心した集まれる心地よい空間」、「そこで生まれる大切な時間」などは今後さらに求められていくはずです。

 

地球がリセットされつつある今、今回得た多くの気づきを少しずつ形にしていかねばならないと感じています。

parkERsの伝え方で。

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