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[NEWS] 都市と森を繋ぐために。植物の文化を運ぶプランツコーディネーターの新たな取り組み
都市生活者に植物の文化を運び伝えていくというビジョンを持ち、植物をはじめ自然の要素をデザインソースとした空間づくりに取り組むparkERsのプランツコーディネーターが、これから約一年間かけてフィールドワークに取り組みます。
※冒頭の写真は、2022年5月に開催された第22回湘南国際村めぐりの森植樹祭の様子です。
より広い知識を身につけ空間デザインの深掘りをすることを目的に、植物やランドスケープについて多角的な視点から学び、都市と森における植物のあり方を探る全6回の取り組みです。
第22回湘南国際村めぐりの森植樹祭の様子
活動予定
vol.1 植生管理士と見る都市のランドスケープ
vol.2 春の植樹祭・森林再生活動
vol.3 観葉植物の生産地訪問
vol.4 秋の植樹祭・森林再生活動
vol.5 明治神宮の森をめぐるツアー
vol.6 parkERsが手がけた空間の体感ツアー
プランツコーディネートチームはこれまでも「plants culture caravan」として、明治神宮の森や東京都唯一の村である檜原村の森を巡りグループワークなどを通して理解を深める活動や、港区の街路樹に目を向けて都市の生態系を学ぶ散策ツアーを企画したり、神奈川県の森林の再生活動を通して日本の森づくりに携わるなど、都市と森をつなぐことを目的とした様々な活動を続けてきました。
2019年檜原村の森を見学した時の様子
コロナ禍においては大規模な活動を自粛しておりましたが、今後はさらに「日常に公園のようなここちよさを。」を落とし込んだ空間デザインの幅を広げていくため積極的に活動をしてまいります。
先日実施した第1回では、植生管理士・林学博士の西野 文貴さん(株式会社グリーンエルム)を講師にお迎えし、parkERsオフィス近くの「ののあおやま」を散策。実際に歩いてみることでわかる植物の性質や潜在自然植生について学びました。
人と森の意外な関係性についてもあらためて考えることができた今回のレポートは、早速parkERs 公式noteで全文を公開しています。
レポート:「身近な植物を見て触って嗅ぎ、五感でランドスケープと植生学を学ぼう」
parkERsのホームページやSNSでは、今後の活動の様子やわたしたちが得た学びをみなさまにもシェアできるようレポート形式で公開していく予定なのでぜひご覧ください。
parkERs プランツコーディネーターのこれまでの活動はこちらから。
●plants culture caravan 野外版レポート
●植物と共生するニューノーマル。アップサイクルな「地球を掘削しない土」開発秘話