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WORKS事例紹介

13種の「木」と「樹」と暮らす
コンフォリア芝浦MOKU

COMFORIA Shibaura MOKU

13種の「木」と「樹」と暮らす
木を好きになる住まい

木(MOKU)をテーマにした、東急不動産株式会社の新築賃貸マンション。

森林大国と呼ばれる日本で、昔からわたしたちの身近にあった木の存在。
かつての木と人の関係性が蘇るような空間を目指し、ワークラウンジのデザインを計画。木材の調達は、東京の森で林業を営む東京チェンソーズに協力いただき実現しました。


太い幹、繊細な枝、根本の部分、木のすべてを使い空間を構成。荒々しくも温かみのある樹皮の表面、雨の日も風の日も木の重みを受け止めてゆがんだ根元など、さまざまな木の表情に出会うことができます。

またこの場所に住み着くことが木を育む森の未来につながるよう、ワークラウンジに計18本の樹木の苗(ヤブツバキ、シロダモ、ホンニッケイ)を植えました。parkERsが森林再生に協力する湘南国際村めぐりの森にも同じ数だけ植樹します。

間伐材も、先人たちが未来の豊かさを想って植えてくれた木々。
森の恵みをふんだんに取り入れたラウンジ空間で、木と過ごす心地よさを日常的に体感し、木を好きになってもらうきっかけをつくることが、森の未来につながることを願っています。

DATA
弊社の業務内容:コンセプト提案、造作什器設計・施工、植栽計画・施工、植栽メンテナンス

「温もりの木」エリア

 

樹齢165年の“ご神木”と呼ばれていたスギを、木挽き職人の技術により二枚のテーブル天板に。

ワークラウンジ内にある木の素材を伝えるプレートも、木でデザイン。

 

「気づきの林」エリア

 

ヒノキのテーブルの中央からは水が湧き出て音色を響かせます。

切り株の萌芽を思わせる「ひこばえオブジェ」

 

「育みの森」エリア

 

ベンジャミンやガジュマルに加え、森に植樹するヤブツバキ、シロダモ、ホンニッケイの苗木を植えました。さまざまな大きさ・樹種が混ざり合う森の風景に。

 

窓際のカウンターテーブルには、間伐材から一つひとつ丁寧に加工いただいた「木のカケラ」を設置。遊びながら木の温かみや個性にふれ、興味をもつきっかけとなることを意図しました。

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