東京タワーが近くに見える、慶應義塾大学裏手の三田エリア。
このエリアに古いビルをリノベーションした、ホテルのようなシェアオフィスが完成いたしました。
古い建物の良さを生かした「アーバンクラシック」をデザインテーマに、こじんまりとしたホテルをイメージ。1階から10階をシェアオフィス、5階はシェアラウンジとしてイベントやパーティといった幅広い用途でお使いいただける空間になりました。
パーカーズは5Fのラウンジスペースとテラス、エントランスを中心に、廊下、お手洗いなどを含めた内装デザイン設計と植栽コーディネートを担当。ソファや椅子を含めたすべての家具、什器をこのシェアオフィスのためだけにデザインしました。
ラウンジスペースの壁一面を占める本棚は、本棚としてはもちろん、閉じている扉を開けるとテーブルになる仕掛けが施され、入り口のカウンターとともに、レセプションやパーティにもご利用いただけます。
この「グリーンxホテル」をモチーフにしたシェアオフィスに、パーカーズの専門性のあるメンテナンスをプラスすることで、デザイン面にとどまらず、ホテルのような”行き届いたサービス”と”おもてなし”を提供することが可能になりました。
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こちらのソファもこのラウンジのためにデザインしたオリジナル。ソファに植物があることで
自然とパテーションのような役割を果たし、それぞれの空間をさりげなく隔てています。
格子の窓とドアから見えるラウンジとテラス。天井の吊りリングプランターの植物が写り込むテーブル、
ソファといったオリジナル家具とテラスの水什器へと続く、開放感のある空間になりました。
ラウンジからつながるテラス。慶應大学のレンガ造りの建物を眺めることができる開放感のある空間です。
植え込みの植物の成長過程や季節感を楽しめるのも、生きている植物ならではの魅力。
テラスには水什器を設置。心地いい水音、玉石の間を流れる水の流れ、水面で揺らぐ照明と
厳選された植物がコーディネートされた水什器にはパーカーズらしいこだわりが詰まっています。
エントランスの象徴的なエバーフレッシュは、生産者の貴宝園さんが寸法と曲がりを考慮して仕立てた
こだわりのひと鉢。床や壁に落ちる葉陰、葉の揺れでその存在感や風を感じることができます。
こじんまりとした廊下には、昔ながらの小さなホテルのような装飾を施した扉や照明、
そしてエレベーターホールにはグリーンのある階数表示のサインがお客さまをお迎えいたします。