
2019年11月、parkERsは3年以上お世話になった北青山のオフィスを出て、南青山へとオフィスを移転いたしました。
新オフィスのデザインコンセプトは「“未来の公園”を体感できるワークプレイス」。「“未来の公園”って何?」、「公園の心地よさって何?」をparkERsなりに追求したオフィスになりました。
デザインでは、廃棄物から作られたparkERs soilを練りこんだ床材を使用したり、ブランコやウッドチップのエリアを作ったり、オフィスの真ん中に天井から水滴が落ちる水たまりがあったり、壁面緑化と一体になったアクアポニックスでメダカを育てたり、と様々な試みをしています。
				  
その他にも、オフィス内で自然エネルギーによる自家発電、独自に開発した「Indoor Park モニタリングシステム」で植物をIoTで管理、さらに内田先生(東京大学大学院)、Arup、 日本特殊陶業、日本アイ・ビー・エムをはじめとするみなさまと共同研究を通して植物、人間、環境の関係のエビデンス化を目指しています。こうした空間デザインや植物の枠を超えて、サスティナビリティやテクノロジーなどでも新たなチャレンジに取り組んでいます。
新オフィスのこだわりのすべてはお伝えしきれませんが、実際に体感いただく前にこちらで一部をご紹介いたします。
				  
parkERsのオフィス見学お申し込みはこちらから。
オフィスができるまでの道のりはnoteのこちらの記事から。
 
				  
              
              
              
              
                
オフィスに一歩踏み入れると目の前に広がるIndoor Parkエリア。
シンボルツリー、水たまり、湾曲した大テーブルがお客さまをお迎えします。
                
トチノキの自然な形状を活かした大テーブル。素材のもつ表情や質感は残しつつ、
機能性も担保しています。ちょっとした作業や打ち合わせができるエリアです。
                 公園の水辺に人が集まるように人が 自然と集まってくる水辺エリア。
公園の水辺に人が集まるように人が 自然と集まってくる水辺エリア。
天井から落ちる水滴による波紋、湧き水による揺れ、風によるさざ波と水面の表情も豊かです。
                 Indoor Parkから奥へ進むと植物が鬱蒼と茂っている森のようなForest Park。
Indoor Parkから奥へ進むと植物が鬱蒼と茂っている森のようなForest Park。
樹々に囲まれた木漏れ日の中、集中して各自の業務をするエリアです。
              このエリアの中央に置かれた吊り型デスク。脚がなく抜け感があるので鹿児島から
このエリアの中央に置かれた吊り型デスク。脚がなく抜け感があるので鹿児島から
はるばるやってきたベンジャミン・ヌダの特徴的な幹や枝ぶりがさらに映えます。
              壁はグレー、床はparkERs soilを練りこんだ優しい土色、照明も自然光に
壁はグレー、床はparkERs soilを練りこんだ優しい土色、照明も自然光に
加えて2つの色温度の光を混ぜるなど、落ち着いた環境づくりを徹底しました。
 実験的な試みを行なう「ラボエリア」では、角度を変えられる壁面緑化や
実験的な試みを行なう「ラボエリア」では、角度を変えられる壁面緑化や
滝什器とアクアポニックスを組み合わせて実験的にメダカを育てています。
 唯一囲まれた個室でもある会議エリア。外の素材(枝や植物)と内の素材(布)を
唯一囲まれた個室でもある会議エリア。外の素材(枝や植物)と内の素材(布)を
使用して、あえて他エリアとは異なる「室内らしい空間」に仕上げています。
 カーブした明るい窓際を活かしたOutdoor Parkは、ウッドチップの床に
カーブした明るい窓際を活かしたOutdoor Parkは、ウッドチップの床に
ブランコを設置。ゆらゆらと揺れながら開放的な思考を生みます。
 ザクザクとしたウッドチップの踏み心地を楽しみながら、好みの丸太と場所を選んで
ザクザクとしたウッドチップの踏み心地を楽しみながら、好みの丸太と場所を選んで
打ち合わせをしたり、お弁当を食べたり、と各々で利用方法を工夫しています。