「皆が気軽に集える場所」をコンセプトとした、積水ハウス株式会社の新営業拠点「SUMUFUMU TERRACE 新宿(スムフム テラス 新宿)」と「SUMUFUMU TERRACE 立川(スムフム テラス 立川)」がオープンしました。
parkERsはこちらの2つの新たな拠点の内装デザイン設計から施工、メンテナンスまでをトータルプロデュース。
2拠点に共通するコアコンセプトとして「Hello, Meet-up Park -5つの始まりの場所-」を掲げ、植物とともに成長していく人の未来を想像できるシーンづくりをイメージしデザインしました。
中でも今回は「生活の彩(いろどり)に出会う場所」をコンセプトにした「SUMUFUMU TERRACE 立川」の空間をご紹介いたします。
自然豊かな立地ながら利便性が高く、小川のせせらぎや点在するアートなど豊かな文化が街を彩る立川。街の特徴を5つの“Meet-up要素” (Seamless、Nature、Water、Cycle、Culture)として空間に落とし込み、五感で街の自然を感じながら積水ハウスの文化と住まいづくりの楽しさを感じていただく空間が完成しました。
弊社の業務内容:内装デザイン設計・施工、インテリアデザイン、植栽デザイン・施工
便利で都会的な側面を持ちながら、オープンでのびのびとした暮らしが溢れる街、立川。
内と外が緩やかにつながり、足を踏み入れたくなる積水ハウスの新営業拠点が誕生しました。
広々としたフロアで、植物や水など街の自然とリンクした心地よさがお客さまをお出迎え。
散歩するように空間を回遊することで、自然のサイクルに気づくきっかけに。
中央でせせらぎのような水の流れを作り出すラウンドテーブル。
流れる水音は空間に清涼感を与え、お客さま同士のちょうど良い距離感を生みます。
こちらも水の流れのような有機的なラインでデザインされたソファエリア。
立川の発展に必要不可欠だった「水」に注目し、現代にフィットする水景をデザイン。
自然光が差し込み木漏れ日が落ちるソファエリアの植物には、竹炭のマルチングを。
竹炭やくるみの殻などアップサイクルな資源を用いてコーディネート。
※マルチング・・・植物の株元を覆うもの。乾燥防止やコーディネートのアクセントに。
八丈島の森で悠々と育ったシェフレラが印象的なボックス席。
幹がヘゴの木を抱えるようにしており、森で生きる力強い姿を想起させます。
シアタールームに続く廊下は、壁を左官で塗りあげ、温かみのある印象に。
柔らかなラインが空間全体を包み込むイメージで色味と質感にこだわり仕上げました。
3つのシアタールームは「キッチン」「リビング」「ダイニング」をテーマにコーディネート。
部屋ごとに印象を変え、ふとした時に住まいづくりのヒントを得られる演出を。
ケヤキの一枚板にこだわったカフェカウンターで、コーヒー片手にほっと一息。
四季折々の旬の花が毎週生けられ、訪れるたびに異なる表情を作り出します。
左手にあるガラス張りのデザインオフィスではデザイナーの働く姿を身近に感じられます。
「住む人とつくり手が一緒に『住むこと』を考える」を表した象徴的なスペースです。
テラス席には視線の先に植物が映り込む「‘Garden’ Table」を設置。
様々な過ごし方を体感できる空間で、理想の住まいを想い描いてみてはいかがでしょうか。